No.02 "ナッジカウンセリング"とは?
- tae
- 2021年10月17日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年9月7日
「ナッジカウンセリング」、
聞いたことがないとおっしゃる方が多いかと思いますが、
私が作った造語です。
Well-Beを立ち上げるにあたって、
あれこれ考えている間に見つけた言葉が
「ナッジ」。
ナッジ(nudge)は、
そっと後押しする、
(注意を引くためひじで)そっと突く、
そっと動かす、
という意味合いの英単語です。
少し長くなりますが、補足説明させてください。
この“ナッジ”なるもの、ネットで調べていただくと
「ナッジ理論」「行動経済学」「ノーベル賞」
といった関連単語が出てきます。
それは、
「ナッジ理論」を記した著者の一人、リチャード・セイラー教授が
2017年にノーベル経済学賞を受賞されたからです。
この受賞をきっかけに、ナッジ理論は世界中から注目を集めました。
著書の和訳本「実践 行動経済学」によると、ナッジとは
『選択を禁じることも、
経済的なインセンティブを大きく変えることもなく、
人々の行動を予測可能な形で変える
選択アーキテクチャーのあらゆる要素』(*)
と定義されるそうです。
何だか難しいですね・・・
有名な実践例のひとつに、とある空港の男性用トイレの実例があります。
小便器の中央下に黒いハエを描いたところ、
男性が用を足すときにハエを「狙いたくなる」ために、
飛び散りが減って清掃費の削減に成功したそうです。
ウソのようなホントの話で、
これは分かりやすい実例だと思います。
「あれをしなさい、これはだめです、というようなことを言わず、
大きな投資をすることもなく、
人の行動の癖を利用して
ある行動をとるように環境を整えてみましょう」
ナッジの定義を私はざっくりこんな風に受け止めています。
このイメージが、
私が思い描いているあなたとの対話の形式に、
とても似ていると思ったのです。
「あなたの今を否定することなく、
現在の生活をつづけながら、
行動・思考のパターンを新しく取り入れることで
より「Well-Be」な明日を作っていきましょう」
こんな感じです。
ナッジという単語の元来の意味合い
「そっと後押しする」「 (注意を引くためひじで)そっと突く」「そっと動かす」
こちらもとてもしっくりきました。
あなたの背中をそっと後押しして、
あなたがもっている力を発揮できるように、
あなたの決断で、次の一歩を踏み出せるように、
あなたの明日をより「well-being」にするために、
応援して、勇気づけて、お手伝いしてまいります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
*:リチャード・セイラー、キャス・サンスティーン(遠藤真美訳)『実践 行動経済学』(日経BP、2009年)




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